[ 症例1] 無尿に伴う高カリウム血症により心停止したが救命できた症例小滝橋動物病院目白通り高度医療センター 症例は柴犬、未避妊メス、1歳11ヶ月、体重4.5kgで食欲不振および水様性下痢を主訴に紹介元病院を来院しました(第1病日)。各種検査で明らかな以上は認められず、胃腸炎として入院下で治療行っていたのですが、3日目から尿が出なくなり、腎数値の上昇が見られたため、その日のうちに当...
[ 症例2] 過剰な点滴により肺水腫、胸水貯留を呈した症例小滝橋動物病院目白通り高度医療センター 症例は雑種猫、去勢雄、10歳3ヶ月、体重2.6kgで食欲不振を主訴に紹介もと病院を来院しました(第1病日)。 第1病日 尿素窒素、クレアチニンの上昇が認められたため、急性腎障害として入院下で点滴治療を開始しました。 しかし排尿は全く確認されず尿素窒素、クレアチニンは急激に上...
[ 症例3 ] 点滴して排尿も認められているのに腎数値が上がり続けた症例 小滝橋動物病院目白通り高度医療センター症例は雑種猫、去勢オス、保護猫のため年齢不明、体重4.7kg。 食欲不振を主訴に当病院に来院しました(第1病日)。 第1病日 血液検査では尿素窒素、クレアチニンの著しい上昇が認められました。 X線検査、超音波検査では異常は認められませんでした。尿検査で低比重(1.016)が...